Better Days

Think Simple. Lead the myself

自己啓発書籍バカ(自省を込めて)

高校時代、家庭の事情で大学進学はムリだろうなぁと、大してその方法を突き詰めた訳でもないのに、悲観していたため、早々に"働きたい"という考えを持っていた。変に背伸びをして、自己啓発系の本を漁っていた。何か実践しなくても読んだだけで「自分が凄い人間になった」かのように錯覚に陥りながら。

勝間和代本か何かで読んだと記憶してるけど、「インプットとアウトプットの量を等しく」みたいな言葉を最近見て、悲しいかな学生時代はこれがまったくなかったなと今では思う。
当たり前のことなんだけど、いくらインプット(入力)の量ばかり増やしても意味がないなと。ちゃんとアウトプット(出力)しないと。
友達に話すのか、上司・先輩に話すのか、後輩に話すのか、日記に残すのか、ノート・メモに纏めるのか、マインドマップを作るのか、ブログに書くのか、mixiなのか、Facebookなのか・・・
(最近、ブログというものを双方向コミュニケーションツールとして捉えたときに、"反応が来ることの楽しみと合わせて反応が来なくなることの悲しさ"みたいなものがあったな。音楽ブログを作ったのに、放置してる自分は痛いほど実感した。)

今、こうしてブログに書き残している訳だけど、"人に何かを伝える・教える"ことを仕事としているので、決まり決まった定型の指導内容というものは存在するんだけれども、自分がインプットしたことをアウトプットする対象としては、これ以上の人はいないと思っている。
相手は、こちらの話の内容がどんなものであろうが、基本的には、聴く姿勢が整っているから。
思いつきでも、事前に準備していたものであっても、ほんの数十秒かも知れないけど、可能な限りアウトプットするようにしてる。

だから、テレビや雑誌やネットや先輩・上司、様々な場所で新たなインプットがある訳だけど、それらを確りアウトプットすることで、自分のインプットを強固なものにしていくことが大事だなと改めて感じた今日この頃です。