Better Days

Think Simple. Lead the myself

中田ヤスタカが考える「オリジナリティの出し方」

中田ヤスタカが出ていた、TOKYO FMSchool Of Lockを聞いていて、感性に触れたこと。

RN 妹の下僕が中田ヤスタカ先生を好きになったのは、ドラマ『LIAR GAME』が好きで、音楽を中田先生が担当していたのを知り、サウンドトラックを借りたのがきっかけなのだそう!

とーやま校長「そんな中田先生に直接質問できるってなかなか無い事だから、緊張するだろ?」

妹の下僕「緊張してます…! 私は今年、芸大を受験するんですけど、いつもオリジナリティが今一つって言われてしまって、中田先生の楽曲って聴いただけで“これは中田ヤスタカだ!”って分かるくらい強烈なオリジナリティがあると思うんです。私はまだマネばかりで、自分のオリジナリティが出せていないと思うので、感性の磨き方を教えて欲しいです」

中田先生「オリジナリティか…。今、好きな作品がたくさんあるんじゃないかな」

妹の下僕「はい、いっぱいあります!」

中田先生「そこに近づきたいっていう思いがあると思うんだけど、すごく好きな作品があって、それと同じようなものを作ろうと思っても結局は同じようにならない部分がオリジナリティだから、そこを好きになればいいんじゃないかな?」

妹の下僕「なるほど…!!」

中田先生「“自分っぽい所が残っちゃうな”っていう部分を武器にしていくと良いと思うな」

妹の下僕「ありがとうございます!」

とーやま校長「中田先生も、曲を作られる時にそういうことをしてきたんですか?」

中田先生「そうですね。今でもずっと勉強中なんですけど、やりたいことをやるのが一番先頭に持ってくることで、クオリティとかプロっぽいかどうかっていうのは、後でやればいいかな、って思うんです。
そこを先にやっちゃうと、誰かが先にやった事のようになっちゃうと思うから、好きな気持ちに忠実に物を作れば完成度が高くなくても面白いなって僕は思いますね」

 中田ヤスタカ先生が初来校!!「教えて!ヤスタカ先生」!! | SCHOOL OF LOCK! 生放送教室 http://www.tfm.co.jp/lock/staff/smartphone/index.php?itemid=9323

 

オリジナリティを客観的に見て感じる人がやっていることの考えには説得力を感じた。やっぱり、好きなことを極めるってことが大事なんだな。そして、好きなことを好きでいつづけること、好きなことを好きと思えること、これらがあってこそ、自分のオリジナリティが何かを見出すきっかけになるんだろうなと思った。難しいけど。

究極的には、自分に正直になることなんだろうと思う。